2026/02/23 09:26

アルボは白〜クリーム色の斑が入るタイプで、葉緑素が欠失した部分として表現されます。葉緑素を持たないため光合成能力が低く、白斑が多い個体ほど生育が緩やかになる傾向があります。

一方、ピンク斑はアントシアニンなどの色素によって表現される斑入りです。白斑とは異なり色素が存在するため、発色は環境や成長段階によって変化します。葉裏や新葉に強く現れることも多く、希少性の高い斑入りとして人気があります。

アルボがピンクに見える現象は珍しくありません。これは白斑部分が完全な白ではなく、ストレスや環境条件によって色味が変化している状態です。強光、低温、養分不足、新葉の未成熟などが影響すると、クリーム色の斑がピンクや薄赤色に見える場合があります。
特に新葉展開直後は色素バランスが安定していないため、アルボでもピンクがかった色味を帯びることがあります。しかし成長とともに白〜クリーム色へ落ち着くケースが多く、安定したピンク斑とは異なります。
また、組織培養苗では培養環境の影響により色味が変化して見えることもあります。培養光、糖濃度、成長段階などが色調に影響するため、順化後に本来の表現へ戻る個体も多く見られます。
本質的な違いとして、アルボは葉緑素の欠失による「無色斑」、ピンクは色素発現による「着色斑」という点が挙げられます。この違いにより、発色の安定性や成長速度、育成難易度にも差が生じます。

コレクションとしては、アルボは王道のコントラストの美しさ、ピンクは希少性と発色変化の楽しさが魅力です。見た目が似ている場合でも、成長過程を観察することで斑入りタイプの違いが分かることが多くあります。
RARE PLANT LABでは、アルボ・ピンクともに希少アロカシアTC苗の選抜と管理を行っています。斑入りの特性を理解することで、より安心してコレクションを楽しむことができます。
